ブログ移転で rel="canonical" は有効か?

Yahoo!JAPANの「カスタムサーチ」のページで「内容が重複する複数のURLをまとめるよう、検索エンジンに通知」という記事を見つけました。

サイトには、URLは異なるがウェブページの内容は変わらないというケースがあります。たとえば、URLがトラッキング用のパラメータを含んでいる場合や、URLに含まれるパラメータをもとに閲覧環境によってウェブページの表示を最適化しているような場合です。

  • http://www.example.com/products?trackingid=feed
  • http://www.example.com/products?sessionid=hgjkeor2
  • http://www.example.com/products?printable=yes&trackingid=footer

このような場合、検索エンジンのインデックスに個々のURLで登録されると、同じ内容のウェブページが検索結果に表示されたり、同じ内容のウェブページであるにもかかわらず、各URLにクローラーが巡回し、サーバーに負荷をかけてしまう、また、サイト内の巡回が効率的に行われないといった不都合が発生することがあります。このようなことを避けるため、サイト管理者がウェブページのなかで<link>タグを利用して、重複を避けるように検索エンジンに通知する方法が用意されています。

具体的にはヘッダに下の様に書いたとすると「このページはhttp://www.example.com/と同じ内容です」と宣言したことになるようです。

<link rel=”canonical” href=”http://www.example.com/”>

ということは、ここでひとつの疑問が出てきます。

別のドメインでもcanonicalは適用できるのだろうか?

その回答はGoogleの「rel=”canonical” 属性について – ウェブマスター ツール ヘルプ」にありました。

rel=”canonical” 属性を使用して、まったく別のドメイン上の URL を指定できるか

リダイレクトは簡単に設定できない場合があります。たとえば、サーバーサイドのリダイレクトを作成できないウェブ サーバーを使用しているときに、新しいドメイン名に移行する場合などです。このような場合には、rel=”canonical” リンク要素を使用して、このドメインでインデックス登録の対象になる正確な URL を指定できます。rel=”canonical” リンク要素は絶対的な指示ではなく、ヒントとしてみなされますが、Google では可能な限りこの要素を追跡します。

つまり、解釈が間違っていなければ「rel=”canonical” 属性」は、次のような使い方が出来るということでしょうか?

ブログやサイトを別ドメインに移転した。今までに作ったページも新しいドメインにコピーした。今後は新ドメインで運用するが、これまでの遺産として古いドメインにも記事を残しておきたい。しかし、そうすると後から作った新しいサイトがコピーサイトとして検索エンジンに低く扱われる可能性がある。

そうならないために、今までの(古い)サイトのHTMLに「rel=”canonical” 属性」でコピー済みの新しいサイトの記事を指定しておく。そうすることで検索エンジンには、新サイトを優先するよう要望する。

そうすると「Google では可能な限りこの要素を追跡」してくれるのでしょうか?実は最近、この条件に合致した移転ブログがあります。

パート派遣主婦のぐーたら子育て生活 (長いので以下「パー…」と省略表記)

「パー…」は最近、独自ドメインを取って「ココロデザイン」というサイトに移転しました。その移転の際のリポートを「技術のタマゴ」というブログに書いています。

ということで「技術のタマゴ」を開いたら、こんな記述が見つかりました。

※rel=”canonical”で重複記事の中で、新記事を一番だと主張する
 という案もありましたが、同一ドメイン間じゃないと
 使えないということで、却下になりました。

rel=”canonical”は使わなかったようです。しかしGoogleのページには、こう書いてあります。「リダイレクトを作成できないウェブ サーバーを使用しているときに、新しいドメイン名に移行する場合などです。このような場合には、rel=”canonical” リンク要素を使用して、このドメインでインデックス登録の対象になる正確な URL を指定できます

そうであるなら「同一ドメイン間じゃないと使えない」というのは間違いじゃないでしょうか?

追記:今ご覧いただいているこのブログの移転で試したところrel=”canonical”は適用されました。尚「技術のタマゴ」の記事は訂正されています。

しかし、rel=”canonical” で新サイトを指定できるとしても、ブログで実際にどうやればいいのかという問題があります。すべての記事のヘッダにrel=”canonical”属性で、新しいURLを書き込まないといけませんが、多くの無料ブログのテンプレートでは1記事ごとに違うURLを指定する事は出来ません。

記事の中に書いたら記事毎にURLを変えられるがどうだろうか、と思い調べてみたのですが「rel=canonicalタグによくある5つの間違い | 海外SEO情報ブログ」によると「間違い その5: <body>内のrel=”canonical”」という項目で次のように書いてありました。記事の中に書いても有効化されないようです。

rel=”canonical”はHTMLドキュメントの<head>セクションだけに出現しなければならない。またHTMLの読み取りの問題を避けるために<head>の先頭にできるだけ近いほうがいい。

<body>にrel=”canonical”が出てきたときは無視する。

ファンブログハックの記事から

ファンブログハックに「「タイトルタグの重複」をjavascriptで回避する(ファンブログ、FC2)」という記事があります。JavaScriptを使ってHTMLに書いてあるのと違うタイトルに書きかえたところ、Googleには書きかえたタイトルが反映されたという内容です。

実はこのブログ(移転前の旧ブログ)は今月1日に新しいスキンに変えているんですが、「site:fanblogs.jp/ayzfqir5」をググるとおもしろい結果が出ます。このブログのスキンには、タイトルにページ番号やカテゴリー名を表示させる機能がありません。なので、JavaScriptで書き加えているんですが、スキンを変えて数日で、検索結果に反映されるようになりました。ファンブログハックの記事の通りです。

赤枠内はスクリプトで追加したものですが、見事に反映されています。

検索結果にはJavaScriptで修正したタイトルが表示されている

ヘッダにrel=”canonical” 属性を追加するスクリプト

ということは、JavaScriptで、ヘッダにrel=”canonical” 属性を追加すれば、検索に反映されるのではないだろうか?つまり、新しいサイトを優先して表示してくれるのではないだろうか?と仮定できるのです。もし、それが出来るなら「パー…」にnoindexを指定する必要はなくなります。

とは言ったものの、ページ数がたくさんある時は大変です。ちなみにページが数ページしかない時には、下のようなスクリプトで実現できると思います。

実際にスクリプトを使った処理で rel=”canonical” が適用されるかは不明です。このブログの実際の移転では、この下の「新ドメイン側の.htaccessに旧URLを渡して、振り分ける」方法を使って適用に成功しました。

前提条件として、古い記事のURLはすべて「http://old_url.com/archive/xxx」というフォーマットになっているものとします。URLの中のxxxは数字です。この数字ごとに新しいURLをヘッダに書き加えます。新しいサイトでは、記事の内容ごとに違うブログに分けていたとしても大丈夫です。

<script type="text/javascript"><!--
var urls={
	"001":"http:\/\/hoge.example.com/page_001.html",
	"002":"http:\/\/moge.example.com/page_002.html",
	"003":"http:\/\/kome.example.com/page_003.html"
};

var key=window.location.href.match(/\/archive\/([0-9]+)/);

if(key){
	document.write('\<link rel="canonical" href="'+urls[key[1]]+'"\>');
}
//-->
</script>

これをheadタグの中で、なるべく上の方に書けばいいと思います。古い記事のURLがhttp://old_url.com/archive/001なら「http://hoge.example.com/page_001.html」というように、それぞれの新URLをヘッダに追記します。

しかし、記事が何百ページもあったら上のやり方では無理があります。

新ドメイン側の.htaccessに旧URLを渡して、振り分ける

大抵の無料ブログでは.htaccessは使えないし、だからこの記事のような困りごとになるわけですが、新しいサイトでは.htaccessが使えます。だから新サイトの.htaccessにパラメータを渡してリダイレクトさせればいいわけです。

旧ブログのヘッダには次のように書き加えます。スクリプトで追記したタグが有効に作用するとは断言出来ないので完全なURLを書き込むようにしました。

<link rel=”canonical” href=”http://new_domain.com/url_converter.php?old_url={記事のURLを書き出すタグ}“>

{記事のURLを書き出すタグ}はブログによって違いますが

  • ライブドアブログなら {$ArticlePermalink$}
  • FC2ブログなら <%topentry_link>

となります。

参考:
独自タグ一覧(変数) – livedoor ブログ ヘルプセンター
FC2ヘルプ | FC2ブログ | テンプレート用 変数一覧

これで古いブログのURLが「http://old_url.com/archive/001」である記事が開かれると、ヘッダの中に次のタグが書き込まれます。URLエンコードが出来ないのが心配ですが、このブログでは無事にパラメータを渡せました。

<link rel=”canonical” href=”http://new_domain.com/url_converter.php?old_url=http://old_url.com/archive/001“>

Googleなどの検索エンジンがこのタグを読んだら、新ドメインのサーバに「http://new_domain.com/url_converter.php?old_url=http://old_url.com/archive/001」を問い合わせます。新しいサーバには古いURLがパラメータで渡されるので、それを判断材料に新しいURLに誘導すれば(リダイレクトさせれば)いいわけです。

参考記事:GET送信とは?

サーバー側のリダイレクト手順

ということで、サーバー側で.htaccessを使ってリダイレクトと書きましたが、何百個もある記事を、一定のパターンに沿って書きかえるならともかく、記事ごとに違うブログに振り分けるとなると.htaccessでは大変です。こうなると、旧URLと新URLを紐付けたデータベースを作って処理する方が簡単ではないでしょうか。作るデータベースのtableはこんな仕様になると思います。

CREATE TABLE url(
	old varchar(256),
	new varchar(256)
);

このテーブルに、URL対応表を作ってから、PHP等のインタープリタでアクセスすればいいと思います。アクセスする際は「SELECT new FROM url WHERE old=’xxx’」というクエリで新URLを取れるでしょう。

PHPの場合のソースは次のようになります。

<?php
$host='localhost';
$db='detabase_name';
$user='user_name';
$pwd='password';

$old=$_GET['old_url'];

if(empty($old)){
	header('HTTP/1.1 400 Bad Request');
	return;
}

try{
	$pdo=new PDO('mysql:host='.$host.'; dbname='.$db,$user,$pwd);
	$stmt=$pdo->query('SELECT new FROM url WHERE old="'.$old.'"');
	$row=$stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC);

	if($row){
		header('HTTP/1.1 301 Moved Permanently'); 
		header('Location: '.$row['new']);
	}else{
		header('HTTP/1.1 404 Not Found'); 
	}
}catch (PDOException $e){
	header('HTTP/1.1 500 Internal Server Error');
}

$pdo=null;

余談ですがPHPコードのみからなるファイルでは、終了タグは書かない方がいいようです。
Zend Framework: Documentation: PHP ファイルの書式 – Zend Framework Manualより

PHP コードのみからなるファイルでは、終了タグ (“?>”) は決して含めてはいけません。これは必須なものではなく、 終了タグを省略することで、ファイルの最後にある空白文字が出力に影響することを防ぎます。

私はHTMLとの混合PHPの場合でも、最後がPHPの場合はいつも閉じタグを書きませんが、エラーが出たことはありません。

このブログが実際に使っているスクリプト

データベースを使わない場合は、連想配列で処理します。実際にこのブログで使っているのはデータベースを使わない以下のスクリプトです。

<?php
if(empty($_GET['old_url'])||!preg_match('|/ayzfqir5/archive/(\d+)|',$_GET['old_url'],$m)){
	header('HTTP',TRUE,400);
	exit();
}

$url_table=array(
	"826" => "1264",
	"825" => "1263",
	"824" => "1262",
	(中略)
	"12" => "587",
	"9" => "586",
	"6" => "585"
);

if(empty($url_table[$m[1]])){
	header('HTTP',TRUE,404);
	exit();
}

header('Location: http://dwm.me/archives/'.$url_table[$m[1]],TRUE,301);

$url_tableの左側のキーが旧ブログのURL、右が新しいブログのURLに当たります。

古いブログのURLは http://fanblogs.jp/ayzfqir5/archive/xxx/0 という形でした。xxx の部分だけ記事毎に違う数字です。その数字部分を正規表現で抽出してキーにします。新しいこのブログのURLは http://dwm.me/archives/xxx という形ですが、古いブログとは番号が違います。それを古いブログのキーと照らし合わせて抜き出し http://dwm.me/archives/ にくっつけて、header関数で返しています。

このブログは実際の移転でこの手法を使い、rel=”canonical”を発動させる事に成功したのですが、どのような効果を発揮したかを別記事「ブログの引越しで rel="canonical" が適用されたら検索結果とアクセス数がこう変わった」にまとめました。

別窓が開くリンクと開かないリンク

リンクをクリックすると別の窓が開いて新しいページを表示する場合と、
同じ窓で、開いていたページを消して新しいページに変わる場合があります。

ここをクリックすると、別窓で開きます。
ここをクリックすると、このページを消して新しいページに変わります。

どこを変えると、別窓で開いたり、同じ窓で開いたり切り替えられるのでしょうか。

ファンブログのリンク

ファンブログの編集画面でリンクを張る方法は、ここに書いてあります。「リンクを貼る

これで、自動でHTMLに書き換えてくれます。

ただし、このやり方だと「リンク先に指定したページが新しいウィンドウで表示されます」と、説明に書いてあります。

新しいウインドウではなく、同じウインドウで新しいページに切り替えたい

新しいウインドウで開く場合は、上のままでOKです。
以下は、同じウインドウで新しいページに切り替えたい場合の説明です。

先ほどの「リンクを貼る」では自動で、どのようなHTMLに書き換えているのでしょうか?
それは下のとおりです。

<a href=”リンク先URLtarget=”_blank”>ここをクリックすると、別窓で開きます。</a>

この中の、target=”_blank” という部分が別の窓で開け!という命令です。
ですから、この赤文字部分を削除すれば、同じ窓でページが変わります。

ただ、そうするのなら自分でリンク部分のHTMLを書く必要があります。
自動でリンクを貼れば、必ず新しいウインドウでページが表示されます。(ファンブログの場合)

同じ窓で、新しいページに変わるリンクの書き方

<a href=”リンク先URL“>ここをクリックすると、このページを消して新しいページに変わります。</a>

<a href=”http://“></a> のタグは半角で書きます。

ブログ誕生日の調べ方

適当なカテゴリーがないから「HTML」に入れてますが、RSSに関する記事です。

自分がブログをいつはじめたのか?
覚えていればいいですが、忘れてしまったとしても、RSSを見れば調べることが出来ます。

まず、HTMLのヘッダを見て、次の場所を探します。

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS" href="RSSのURL">

目印は type=”application/rss+xml” です。このタグの中のhrefで指定されたURLをコピーします。
このURLがブログのRSSのアドレスです。

このブログを書いているファンブログだと、RSSのアドレスは
自分のブログのURLの末尾に index1_0.rdf を追加したものになります。

このブログのRSSは http://fanblogs.jp/ayzfqir5/index1_0.rdf です。

コピーしたURLをブラウザのアドレスバーに貼り付けてEnterを押します。
すると、次のような画面が開かれます。

RSS

表示されているのはRSSですが、ブログ誕生日を見るには、このRSSのソースを見ます。

Google chromeやfirefoxだと、RSSの画面上でマウスを右クリックすれば「ソースを表示」という項目があるのでクリックします。それ以外のブラウザのソースの開き方は調べてください。

ソースの最初は次のようになっています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<rdf:RDF
  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
  xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
  xmlns="http://purl.org/rss/1.0/">

  <channel rdf:about="http://fanblogs.jp/ayzfqir5/">
    <title>ここにブログの名前を入れます</title>
    <link>http://fanblogs.jp/ayzfqir5/</link>
    <description>HTML、CSS、JavaScript、スパムと悪徳商材の対策</description>
    <dc:language>ja</dc:language>
    <dc:creator>Tom</dc:creator>
    <dc:date>2011-05-19T23:31:35+09:00</dc:date>

この中の <dc:date>2011-05-19T23:31:35+09:00</dc:date> がブログ誕生日のデータです。

このブログは、 2011年05月19日の23時31分35秒に誕生しました。
+09:00というのはグリニッジ標準時で9時間の時差があるという表示です。

どうでもいいコメントフォームを作る

このブログのサイドバーに「どうでもいいコメント用フォーム」を作りました。記事とは関係ないコメント用です。「お問い合わせフォーム」みたいな使い方も出来るでしょうが、このブログではジョークソフトの感覚で設置しています。

以下は、その設置方法です。

ご自由にコピペしていただいて構いませんが、厳密に考えて作っていませんのでトラブルがあっても当方は責任を持ちません。お使いの際は、それをご了承ください。

クッキーや入力チェックはありません。
追記:ファンブログのみ、ログイン中のクッキーを有効にしました。

サポートはしません。質問には答えませんので、見てわからなければ設置はあきらめてください。

送信先ページを作る

まず、フォームに入力されたコメントが送られる先、言い換えると、書き込まれたコメントの表示先となるページを作ります。

これは普通にブログの記事をひとつ作るだけです。記事のタイトルも文面も、ご自由に作ってください。

ページが出来たら、ブラウザでそのページを開きます。そして、表示されたページのソースを見ます。

ソースを見るには、Google chromeやfirefoxなら右クリックして、「ページのソースを表示」を選択します。その他のブラウザの場合は、、、、調べてください。

ページのソースの中に下の箇所があります。ブログだと通常は送信フォームは一つしかないと思いますので、ページ検索すればすぐに見つかると思います。

nameの値 WriteCommentForm はファンブログの場合です。

<form method=”post” name=”WriteCommentForm” action=”URL“>

formタグの中にあるactionに書いてあるURLをコピーします。このURLが送信先のURLです。

あとは、サイドバーに送信フォームを作り、送信先に先ほどの送信先のURLを指定するだけです。

以下は、このブログを書いているファンブログの場合ですが、その他のブログでも { と } で括ったファンブログの独自タグを削除して、すべてのname属性の値を正しく書き換えれば使えると思います。青字部分は、お好みで書き直してください。

{ と } で括ったファンブログの独自タグは、送信後、エラーがあった場合にそこにエラーが書き込まれるもので、ファンブログのみで有効です。

ここに表示ページのURLと書いてある場所には、コメントを送信するために作った記事のURLを書き込みます。

スタイルシートはご自分のブログに合わせて作ってください。

フォームのソース

ファンブログで、上に出てきた name=”WriteCommentForm” をつけるとクッキーが反映されません。

<h3>どうでもいいコメントはこちらへお願いします</h3>
<form method="post" action="ここに送信先のURLを記入">
<table border="0" cellspacing="0" cellpadding="0">
<tr align="left" valign="top" height="25">
<td class="text" width="50" nowrap align="right">名前:</td>
<td class="text"> <input name="author" value="{$CommentValueAuthor$}" /> <br /> {$CommentErrMsgAuthor$} </td>
</tr>
<tr align="left" valign="top" height="25">
<td class="text" nowrap align="right">Email:</td>
<td class="text"> <input name="email" value="{$CommentValueEmail$}" /> <br /> {$CommentErrMsgEmail$} </td>
</tr>
<tr align="left" valign="top" height="25">
<td class="text" nowrap align="right">URL:</td>
<td class="text"> <input name="url" value="{$CommentValueUrl$}" /> <br /> {$CommentErrMsgUrl$} </td>
</tr>
</table>
<textarea name="comment" rows="10" style="width:100%;"></textarea><br />
{$CommentErrMsgComment$}
<p style="text-align:right;"><input type="submit" name="post" value="送信する" /></p>
</form>
<p style="margin-top:1em;"><a href="ここに表示ページのURL">どうでもいいコメント一覧を見る!</a></p>

ファンブログ用の追記

ファンブログのみ、クッキーを有効にしました。
下のコードを上のフォームの直後に追加すれば、ログイン中は自動で名前やURLが入力されるようになります。

<script type="text/javascript">
<!--
(function(){
	var gCommentInCookie=new Cookie(document,'blog.comment.preferences.in');

	if(gCommentInCookie.load()){
		var loginFlag=false;

		for(var i=0;i<gCommentSaveCookieNames.length;i++){
			var name=gCommentSaveCookieNames[i];
			var input=document.getElementsByName(name);
			var cookie=gCommentInCookie[name];

			if(!input.length||'string'!=typeof cookie){continue;}

			var obj=document.createElement("span");
			obj.setAttribute('style','font-size:80%');
			obj.appendChild(document.createTextNode(cookie));

			input=input[input.length-1];
			input.value=cookie;

			input.parentNode.insertBefore(obj,input);
			input.style.display='none';
			loginFlag=true;
		}
	}
})();
// -->
</script>

サブドメイン方式とサブディレクトリ方式

同じブログにもサブドメイン方式とサブディレクトリ方式の2種類があります。
実はこれが重要で、検索のかかり方が大きく変わります。
どう違うのかというと、http://hoge.example.com/という風にメインのドメインの前に
自分のブログの名前があるのがサブドメイン方式。
http://example.com/hoge/という風にメインのドメインの後に自分のブログの名前が
あるのがサブディレクトリ方式です。
これで検索結果がなぜ変わるのかというと、IPアドレスが変わるからです。

実はあまり進んでいませんが、このブログは随分前から独自ドメインで移転の準備を進めています。

同じブログにもサブドメイン方式とサブディレクトリ方式の2種類があります。

実はこれが重要で、検索のかかり方が大きく変わります。

どう違うのかというと、http://hoge.example.com/という風にメインのドメインの前に
自分のブログの名前があるのがサブドメイン方式。

http://example.com/hoge/という風にメインのドメインの後に自分のブログの名前が
あるのがサブディレクトリ方式です。

これで検索結果がなぜ変わるのかというと、IPアドレスが変わるからです。

サブドメイン方式

URLというのは人間が覚えやすいように、人間向けに読みやすく(?)したものです。

google.comなら覚えられても、その実体となるIPアドレス173.194.38.87は
なかなか覚えられないと思います。

試しに、右のリンクをクリックしてみてください。http://173.194.38.87/

googleのトップページが開かれたと思います。ブラウザのアドレスバーをよく見てください。
http://www.google.com/ではなくてhttp://173.194.38.87/になっていませんか?

URLというアルファベットの文字は最終的にIPアドレスに変換されるので、
初めからIPアドレスを入力しても同じページが呼び出されます。

では今度は先程のIPアドレスではないhttp://173.194.38.119/nwshp?hl=ja&tab=wn
このリンクをクリックしてみてください。

IPアドレスを変えたらhttp://news.google.com/に飛んだと思います。
同じgoogleでもwww.google.comとnews.google.comではIPアドレスが違います。
これがサブドメイン方式です。

基本的に(必ずではない)サブドメイン方式はIPアドレスが違います。

サブディレクトリ方式

このブログはファンブログという無料サービスに書いています。
URLはhttp://fanblogs.jp/ですが、http://203.190.224.121/でも
ファンブログのトップページが開かれます。

そこでちょっと実験します。

fanblogs.jpのIPアドレスを入れてhttp://fanblogs.jp/ayzfqir5/ではなく、
http://203.190.224.121/ayzfqir5/と入力しても、同じようにこのブログが開かれますので、
1行上のリンクをクリックして試してみてください。

ファンブログはサブディレクトリ方式なので全部のブログのIPアドレスが同じです。

http://fanblogs.jp/もhttp://203.190.224.121/も同じだから、
http://203.190.224.121/ayzfqir5/でもこのブログが呼び出されます。

検索に対する影響

サブドメイン方式はIPアドレスが違うのだから、googleなどの検索エンジンもそれぞれのブログを
別のブログとして扱います。

そのブログが良い記事を書けば書くほど、評価は高まり、悪い記事を書けば評価は低くなるでしょう。

ではサブディレクトリ方式はどうなのか?

基本はサブドメインと同じで、良い記事を書けば書くほど評価が高まり、悪い記事を書けば評価は
落ちていきます。ただし、サブドメイン方式と決定的に違うのは、同じIPアドレスにある他のブログも
含めて評価されるということです。

誰かが、優良な記事を書けばそのブログだけでなく同じIPアドレス全体の評価が高くなります。
逆に誰かが、悪い記事を公開すればそのブログだけでなく、同じIPアドレス全体の評価が下がります。

最近グーグルが「Google ウエブマスター向け公式ブログ」でこんな記事を発表しています。
サイト運用のためのサービスは慎重に選びましょう

「Google ウエブマスター向け公式ブログ: サイト運用のためのサービスは慎重に選びましょう」
より引用

多くのサービス利用者によってドメインが共有されている無料サービスによくあることなのですが、そのドメインがスパムだらけになってしまっている場合があります。具体的には、検索エンジン向けの誘導ページ や 付加価値のほとんどないアフィリエイト サイト など、Google の ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) に抵触するサイトがユーザーの大半を占めている場合があります。また、サービス提供者側が意図的に、PageRank を操作する目的で 有料リンク や 隠しリンク をユーザーのページに挿入するなどのスパム行為を行っているケースも見受けられます。

このように、複数のユーザーが共有しているドメイン全体に渡ってガイドライン違反の状態が顕著に見られる場合には、そのドメイン全体がガイドライン違反と判定される可能性があります。どれほど素晴らしいサイトであっても、それがスパムの山の一部であっては、あまり魅力的に見えないかもしれません。したがって、ユーザーのスパム行為をきちんと取り締まったり、自らもガイドラインを遵守したりするような、信頼のできるサービス業者を選ぶことをお勧めします。

他人のことは言いたくないが、あまりひどいブログだと回りに迷惑がかかるということは
わきまえた方がいいです。その迷惑はやがて自分に戻ってきます。