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情報商材とは何か?
出版社が相手にしない原稿をPDF化した売り物である。
インターネットの広告で「働かないで毎月100万円」とか
「初心者が簡単に年収1億稼ぐ」というようなものを見かることがあります。
そうやって宣伝しているものが情報商材です。
それだけスゴいのなら、なんでどこの出版社も手を出さないのでしょうか。
出版社が見向きもしない埋もれた傑作というものだって、世の中には
きっとあるでしょう。問題はその埋もれた傑作をどうやって見つけるか、です。
少なくとも出版社員というのは、その道のプロです。
どういう本が人気があって、どうすれば売れるかを知り尽くしている連中です。
そんなプロ集団がまったく食指を動かさない、
あるいは見つけ出すことの出来ない、そんな隠れた傑作を、
アマチュアの自分が、たったひとりで見つけ出す。
その確率はどれくらいでしょうか。
毎月100万円稼いだり、年収1億儲けるようになるより難しい可能性もあります。
まだ埋もれている名作を誰よりも先に見つけたのなら、大金持ちになれる。
確かにそうかもしれません。しかしハッキリ言えるのは宣伝されているものにさえ
気がつかないほど出版プロ集団はマヌケではないということです。
まだ埋もれている凄い文献はあるかもしれません。でも宣伝されている商材、
つまり埋もれていない情報商材には、出版を生業とするプロ集団は見向きもしていません。
これはつまり、宣伝されている情報商材には価値がない、ということではないでしょうか。
「私はもう十分稼いだのでお金は一切いただかずに無料でお教えします」
そういう考えは素晴らしいと思います。でも、その宣伝は間違っています。
なぜなら、無料でお教えするのではなく、宣伝費というお金を払ってまで
「もらってください。読んでください」と言っているからです。
もう十分稼いだのでお金はいただかずに無料でお教えしたい。というのであれば
宣伝にかけるお金を、宣伝費としてではなく、制作費としてホームページ製作会社に払って
誰でも無料で見られるWebサイトを作るべきです。
こないだまで、このブログにもそういう広告がしょっちゅう出てたので、広告変えたりして
出ないように調整したんだけど。まだ出るかも。出たら恥ずかしいな。
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でも、情報商材も書籍化してるよね。それほど素晴らしい内容ってことかしら
そうなのかもしれません。
ただ、出版社にもランクがありますので。
ブランドを選ぶ権利は消費者にあります。