togetterにまとめられちゃったので、私のCopy__writingに対する見解

ツイッターのアカウント@Copy__writingの件で、反論をtogetterにまとめられてしまったので私の意見を説明します。私個人の気持ちとして、無断転載、パクツイは大嫌いです。ただ、時代というのは変わっています。

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ツイッターのアカウント@Copy__writingの件で、反論をtogetterにまとめられてしまったので私の意見を説明します。

Copy__writingが悪質であると周知することは無断転載行為を助長するという意見への回答

ただ、これは推奨するわけでもないし、元々、この考えを世に問うつもりもありません。個人的意見をメンションつけて飛ばしていた事に対して、公に回答されてしまうと言う結果だったので書くだけです。回答してきた、かことは3年半の知り合いで、反論の直前まで共同ブログを運営していた仲でしたから彼女にだけ伝わればいいという考えでした。

私の考え

私個人の気持ちとして、無断転載、パクツイは大嫌いです。

私の気持ちはそうなんですが、ではパクられた作家さん方は、現在(2015年5月11日)87万フォロワーがいるアカウントにツイートされて「大勢に見られたことが問題」なんでしょうか?中にはそういうクリエイターの方もいらっしゃるかもしれません。それなら別ですけど。

でも、クリエイターの方の多くは、大勢に見られる事は問題でないでしょう。「パクられたこと」が問題なんじゃないんですか?

87万のフォロワーがいるアカウントにツイートされる事自体は嬉しいでしょ。違いますか?

問題は「作者を明示せずリンクなし」でツイートされる事、あるいは「自分ではない作者のもの」として不当にツイートされる事でしょ。

もし、そうなら仮に@Copy__writingのアカウントを凍結させることが出来たとしても、大勢に見てもらうチャンスもなくなりますよね。アカウントがなくなるんだから。

悔しいですが@Copy__writingのセレクション能力は高いです。だからフォロワーが多いんでしょう。

その87万フォロワーのいるアカウントには何年もの間、大勢が抗議しているのに何も変わりません。凍結するのは難しいんじゃないですか。

でも、最近変化がありました。私は、その変化に現実的に対応して、そのアカウントを利用しましょうよ。と、いう考えです。

向こうが、無料でリンク付きツイートしたいと言うのなら、応じればいいじゃないですか?

人気の指標なんて、フォロワー数と、リツイート数でしょう。いくら@Copy__writingに対する批判的なツイートをしたところで、それには勝てませんよ。

今は、無断転載のリンクなしツイートばかりですが、向こうからリンクを付けて無料でツイートさせて欲しいと言ってきたんだから断る必要ないでしょう。

そういう、リンク付きツイートが増えて何が悪いんでしょうか。無断転載ツイートの中にリンク付きがあったら困りますか?すべて一斉にリンク付きに改めないなら許せませんか?それで結局了承した作家さんが後から傷ついてしまったわけでしょ。

断らずに掲載された作品のツイートがリンク付きで流れるようになった場合、次のようなケースは考えられませんか。

ツイートをフォロワーが見て「これステキ。どこにあるんだろ?こないだはサイトへ行けるリンクがあったのに、これにはリンクがない」そんな不満をフォロワーが感じ始めたらどうなりますか。

フォロワーがリンク付きに慣れたなら、その後「リンクがない」と言って離れ出したら困るんです。他のパクリメディアへ移って行ったら困るんです。そうなるなら@Copy__writingだって作者へのリンク付きツイートを増やすようになる可能性はないですか?@Copy__writing以外の、たくさんの無断ツイートアカウントまでもがリンクを入れるようになる可能性があるんじゃないですか?

相手にとっては、フォローしてないユーザーが、どれだけ批判しても痛くも痒くも無いですわ。でも、フォロワーが減ったら動くでしょ。相手は悪党なんだから。フォロワーとツイートは飯の種。

だから「リンクをつけてツイートしたい」と言って来たのなら、承諾したほうがアカウント凍結に追い込もうとするよりも、ずっと発展的じゃないですか?

承諾したくない人は、黙っていても断ります。でも、何も知らない人に拡散して回らなくてもいいじゃないですか?

問題は、@Copy__writingからの申し出に、事情を知らずに応じた作者が被るイメージダウンですよね。それが心配で拡散してるんですよね?でも、実際のところイメージダウンしないでしょ。それは何故か?

フォロワーの大部分は未成年から20代

フォロワーに関しては、おそらく、鈴木名義のメールの内容でほぼ正しいと思います。

実際に@Copy__writingのフォロワーで、リツイートや、リプをしている人達を見てみました。プロフィールと直近のツイートだけでの判断ですが、多くは中高生、大学生、あるいはそれに等しい年代の若者です。

私は昭和生まれなんで、学生時代の情報源で雑誌なんか見ましたけど、今の学生にとってのツイートは雑誌替わりじゃないでしょうか。

雑誌であれば、出版社が販売します。その中で頻繁にパクリをするようなら、販売禁止になるでしょう。そもそも、出版するのに費用もかかるし、誰でも販売できるわけではありません。

でもツイッターならだれでも無料で、身元を隠してツイート出来るので「無断転載」が容易になります。今は、そういう時代です。

無断転載のツイートがバンバンある中で、元からそういうモノだと思っている、中高生、大学生の彼ら彼女らフォロワーにとっては本家サイトへのリンクがないのは普通の事です。誰の作品なのか出典を明記しないのは不思議ではありません。そういうモノだと思っています。無断転載だという認識がないんです。

だからフォロワーは流れて来たものが「不当なツイート」だとは思いません。

フォロワーがそう思っているのに、リンク付きのツイートを承諾してツイートされた場合、何か不利益ってあるんですか?

「この人、パクリアカウントに協力している」なんて思うフォロワーはいないでしょ。

思うのは、@Copy__writingが悪アカウントだと認識している人達、つまりフォローをしていないユーザーです。

もし、後から有料に変わったとします。掲載終了して断ればいいじゃないですか。これまでのところ契約書もなかったし、削除しなかったとしても向こうの都合なんだから払う必要ありません。今後、どこかのサイトで新しい依頼があった場合、掲載前に契約書を送りたいって言われたら住所を教えないで断ればいいですよね。

もし、後になって削除を申し出たのに、削除するなら金を払えと言われたとします。だったら削除しなければいいじゃないですか。何か問題でも?今だって無断で掲載されて削除してくれないんでしょ。

SEOが気になるなら、Twitterにはノーフォロータグがついていますし、リンクからの流入はそれ以上望めます。そもそも、SEOに詳しい人なら@Copy__writingの評判が悪いって知っている人多いでしょ。

SEOなどに詳しくない、純粋な工芸作家さんが「リンク付きツイート」の依頼を受けて応じた時に、それの何がいけないんですか?

問題は、@Copy__writingの依頼に応じるのが悪い事だと考えているあなたでしょ。

雑誌の時代と違うんだから評価の仕方を変えませんか?

ツイッターが出来たのは最近です。キュレーションサイトみたいな、パクリメディアが出来たのも最近です。時代は変化しています。だから、これらのパクリサイトはまだ増えるでしょう。これが、昔の雑誌の役割をつとめるのなら、無くならないのは時代の変化で仕方がないんじゃないですかね。

サイトを訪れるユーザーが減らない限り、パクツイをフォローするユーザーが減らない限り、パクリメディアは消えないんじゃないでしょうか。

若い世代のフォロワーは悪いことだと認識していないんだから、面白ければフォローします。これは仕方のない事です。

ステキな作家さんを10人見つけて、10人フォローするより、@Copy__writingだけフォローしたほうが簡単でしょ?だから、簡単には減らないですよ、フォロワーは。

パクられてしまった事を恨むのは当然ですが、他の人が依頼に応じてリンク付きツイートを承諾するのまで、阻止する必要はないんじゃないでしょうか。

皆さん、言っても無駄だってわかってるじゃないですか。だったら混乱させることはないでしょ。向こうがリンクを入れようとしているのを阻止して、何の意味がありますか?早い段階でリンクを入れる常識を構築したほうが将来のためでしょ。

私は、悪党の性根が変わるとは思っていませんが、時代が変わって行く中で、正しさの基準が変わることはあると考えています。

昔は天動説が絶対正しかったのに、今は地動説が正しいというように、時代が変われば評価は変わることがある。パクられた怨みがあるのは当然です。でも、時代と共に常識は変わります。

@Copy__writingを潰せないのは、敗北ではなく、淘汰だと思います。悪党と呼ぶ人がいなくなれば悪党ではなくなります。

それなら、向こうがリンクをつけると言ううちに、フォロワーがリンクを押す習慣を少しでも作っておいたほうが良くないですか。

繰り返しますが、これは推奨するわけでもないし、元々、この考えを世に問うつもりもありません。かこ自身はパクられた当事者ではないんだから、@Copy__writingに対する無理な活動は必要ないでしょうという考えだけです。

かこが、当初作っていたパクられ作品の作家さんページヘ行けるリンク集は素晴らしい仕事だと思うし、そういうリンクの有意義さを感じる人が増えればリンクが張られる状況も増えるかもしれない。でも、今やってることって必要なの?

わかっていたと思うんだけどね。


それから、本当に戦う気でいるなら、下のような馬鹿なリツイートはするな。無断転載されたという、その作品自体が法人名とロゴを無断使用している。自ら違法作品をリツイートする奴に何の説得力がある?毎日のようにテレビ番組のキャプチャを流しているアカウントや、著名人の顔をヘッダやアイコンにしているアカウント。そういうのも著作権、肖像権の侵害だが、そういうユーザーをフォローしたままどう戦う?自分達の作品のパクリは許さない。けど自分達が無断使用するのは許すのか?


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