ファンブログでの404ページ表示法

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2014年1月22日にA8.netのファンブログはSeesaa Blogのシステムをベースにして生まれ変わりました。よってファンブログ関連の記事は今では当てはまらない可能性があります。新しいファンブログのカスタマイズは別ブログ「ファンブログ テック」で詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。

この記事はファンブログ専用情報です。2013年3月10日、記事を大幅に書き換えました。

今ご覧いただいている、このブログで実際に使っている方法は下のやり方とは違います。このブログではappendChildという方法で「404の時だけ文章を追加」しています。下の説明は、元々書き込まれている文章の「表示・非表示の切替え」をしています。SEO的には、不要な文章がない方が望ましいですが、説明が難しくなるので簡単な方法を書いています。

今回は、ファンブログ純正のスキンを使っているブログ「八百屋勘太のおもしろ体験談」のキャプチャを使わせていただきました。
ページがある時

ファンブログのページはarchive/1から始まるので、archive/0というページは存在しません。

 <- このページは存在しない。

ファンブログだと、何も設定しない場合、存在しないページは次のように表示されます。

記事がないページ

記事がないので、その下の「HOMEへ行くナビ」や、「トラックバック」「コメント」が上に上がって表示されています。これだと、記事がないのがわかりづらいので、「記事が見つからない」というメッセージを表示するように変更します。

設定方法

まず、サイドバーに1項目追加して、次のソースをそのまま貼り付けてください。サイドバーに項目を追加する方法がわからなければ、別記事「モジュールの設置方法」を参照してください。

<div id="message404" style="display:none;">
<h2 class="entryTitle">ご指定のページが見つかりません</h2>
<div class="entryBody">
ここに好きなメッセージを書いてください
</div>
</div>

<script type="text/javascript"><!--
if(-1==window.location.href.indexOf('profile')&&
	-1==window.location.href.indexOf('portal')&&
	!document.querySelector('.entryTitle a').innerHTML.length){

	var message=document.querySelector('#message404');
	var entries=document.querySelector('#entries');

	entries.parentNode.insertBefore(message,entries);
	entries.parentNode.removeChild(entries);

	message.id='entries';
	message.style.display='block';
}//-->
</script>

このソースの赤字と青字を好きな文章に書き換えてください。赤字がタイトル、青字が説明文です。今回はタイトルは変更せず、説明文のところで画像を使って説明しました。

完成したのは下のソースです。青字部分の場所だけ書き換えています。

<div id="message404" style="display:none;">
<h2 class="entryTitle">ご指定のページが見つかりません</h2>
<div class="entryBody">
<p style="text-align:center;">
<img alt="ページが存在しません" src="画像のURL" width="400" height="126" />
</p>
</div>
</div>

<script type="text/javascript"><!--
if(-1==window.location.href.indexOf('profile')&&
	-1==window.location.href.indexOf('portal')&&
	!document.querySelector('.entryTitle a').innerHTML.length){

	var message=document.querySelector('#message404');
	var entries=document.querySelector('#entries');

	entries.parentNode.insertBefore(message,entries);
	entries.parentNode.removeChild(entries);

	message.id='entries';
	message.style.display='block';
}
//-->
</script>

これを保存すれば、記事がないURLを指定された時に下のように表示されます。

ページがない時の表示

スクリプトの説明

初期状態では、追加したメッセージは非表示になっています。

<div id="message404" style="display:none;">
<h2 class="entryTitle">ご指定のページが見つかりません</h2>
<div class="entryBody">
<p style="text-align:center;">
<img alt="ページが存在しません" src="画像のURL" width="400" height="126" />
</p>
</div>
</div>

<script type="text/javascript"><!--

//開いているページがプロフィールでもポータルでもない場合、
//タイトルをクラス名entryTitleで探し、a タグの中身があるかを調べる
//なければ記事はない。その場合は括弧の中を実行
if(-1==window.location.href.indexOf('profile')&&
	-1==window.location.href.indexOf('portal')&&
	!document.querySelector('.entryTitle a').innerHTML.length){

	//非表示になっているメッセージを探す
	var message=document.querySelector('#message404');

	//記事の表示場所を探す
	var entries=document.querySelector('#entries');


	//本来記事が表示される場所の直前にメッセージを移動
	entries.parentNode.insertBefore(message,entries);

	//記事表示領域を削除(トラックバックやコメント欄も削除される)
	entries.parentNode.removeChild(entries);

	//メッセージのidをentriesに変更(スタイルシートを適用するため)
	message.id='entries';

	//メッセージを表示
	message.style.display='block';

}
//-->
</script>

このスクリプトを使うのは1記事ページだけなので、サイドバーではなく、1記事のスキンに書き込んでもかまいません。その場合は、スキンの最後に書いてください。entryTitleやentriesの前に書くと、それを見つけられないので正しく動きません。

今回のinsertBeforeの使い方は、少し特殊ですが、それに関しては別記事「appendChildやinsertBeforeでノードを移動させる」で詳しく説明しています。

余談ですが本来ペーがないときにはステータス404を返すのが決まりです。しかしファンブログは404ではなく200を返してきます。200というのは問題なしOKのコードです。確かに、記事がない空のページですが、ページそのものは表示されています。しかし、この場合200でいいのでしょうか?私は別のスクリプトで404が返って来れば、それ用の処理、200なら通常の処理という内容のものを書いたのですが、どうしてもうまく行かないので調べた結果404が返っていないことに気がつきました。

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「ファンブログでの404ページ表示法」への17件のフィードバック

  1. こんばんは。

    連続投稿、失礼します。
    なるほどです。
    今まで、全然気にしたことなかったですね。

    良い情報を有難う御座います。

  2. 以前から、下書きに入れた記事が、記事が空白で通常表示されるのは
    気になってたんだ。ソフト404っていうみたいね。

    ◆ソフト404ページはウェブマスターとして微妙に恥ずかしい
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/01/25/9598

    こちらとしては、200を404に変更するなんて対処はできないわけだけど、
    ユーザーさんに、このページはないです、他の記事をどうぞって
    誘導してあげるのは、親切設計でいいんじゃないかと思う。

    で、Tomのこのブログの仕様としては、記事の無いページの場合、
    記事表示欄、トラバ欄、コメント欄の表示をすべて消すようにしてるのね。
    いいなぁ。

    この記事の場合は、そうではなくて、もっと簡単にしてあって
    通常記事が白紙で表示されるところに
    自分の好きなエラーメッセージを表示させるようにしてあるんだね。

    「記事のタイトルを探して、ない場合だけメッセージを表示させる」
    わけだけれど、この記事の通りにすると、トラックバックの直前に表示されてしまう。

    これは、私が下書きに入れた記事、http://fanblogs.jp/parthaken/archive/778/0
    のキャプチャなのだけれど、
    見た目としては、たぶん、
    < h2 class=”entryTitle” >< a href=”{ $BlogEntryPermalinkUrl$ }” >{ $BlogEntryTitle$ }< /a >< /h2 >
    の次に入れるのがいいのではないのかな?

    で、じっさいに自分でやってみたんだけれど、表示することができませんでした涙。
    今、私の一記事は、< h3 >より、< /div >< !– entry — >が下にある状態なんだけど
    それをもとの順番に直して、この記事の指定の位置に入れても出ないの。

    で、< h2 >より上に入れると、通常記事でも、中身の無い記事でも
    両方メッセージが表示され、
    < h2 >より下だと、両方メッセージが表示されない状態になってしまいます。

    entryTitleの取得がうまく行ってないみたい。
    たぶん以前、私がやった他のカスタマイズのせいなのかな、と。
    一記事のソースをにらんでみたけど、今の私の頭では表示させることはできないみたい。
    いったんあきらめます。

    でも、面白い記事をありがとう♪

    1. わかった。後で直す。ありがとう。
      このブログのスキンは完全自作なんで、ファンブログのスキンで試せなかった。

  3. これは、他にカスタマイズしていない通常のファンブログなら
    このままで有効なソースなのかな?
    <img alt=”ページが存在しません” src=”http://fanblogs.jp/parthaken/file/787/aW1nMjAw0GA.jpg” width=”400″ height=”126″ />
    こんな風にメッセージカード出しても可愛いと思う。

  4. 私のところでは、いろいろいじってるので、
    そのままではできなかったんだけど
    シンプルスキンの3カラムテンプレートで初期化して、
    他のサイドバースクリプトも全部外して試してみたら
    きれいにできました♪

  5. 2カラムでも、サイドバースクリプト足しても大丈夫でした。
    何かが干渉してるんだろうねぇ。

    1. 見てみたら、こんなのが出る。

      これは、スキンの最後に書いてあるこれの
      var curl = jQuery(“#categoryname div a[href*=’category’]”).attr(“href”);
      がエラーを出している。

      <!– oands kannrennkijhyouji –>
      <script type=”text/javascript” charset=”utf-8″ src=”http://fanblogs.jp/oands/file/246/a2FucmVuMmpzkRk.jpg”></script>
      <script type=”text/javascript”>
      jQuery(function() {
      /* kanren */
      var curl = jQuery(“#categoryname div a[href*=’category’]”).attr(“href”);
      var ts = “#entries h2.entryTitle”;
      kanrenkhyoji(curl, 7, 4, ts, true, “#kanrenkijibox”, ”
      ♪関連記事♪
      “);
      });
      </script>
      <!– oands kannrennkijhyouji end –>

      なぜエラーが出るかというと、この関数を実行する時には、既にその部分を削除してしまっているので見つけられないから。

      一番簡単な解決方法は、今、これの前に書いてある404用のソースを、これの後に移す。
      削除する前に上の関数を実行すれば、まだ消していないので見つけられる。だからエラーにならない。その後で404のコードを実行すれば問題は解決する。


      いろいろ試してくれて、ありがとう。

    2. ソース見てくれてありがとう♪

      この「関連記事が見つかりません」エラーは、
      ソフト404スクリプトを追加したことで出るエラーじゃなくて、
      カテゴリが定義されてない記事に、もともと出てたエラーメッセージなのね。
      記事上のカテゴリ説明の undifined みたいに。

      だから、順番変えるだけじゃでなくて、エラーメッセージを出してる
      元のソースを変えなきゃいけないと消せないと思うんだ。

      で、その読み込んでるソースはおーとえすさんのところにあるので
      私ではメッセージを消せない、という認識なんだけど、違ってるかな?

    3. 順番変えるだけじゃなくて、じゃなくて、順番変えるんじゃなくて、だ。
      書き間違い。ごめんね。
      書き間違いといえば、記事中の「余談ですが本来ペーが」の”ペーが”も気になる笑

    4. なら

      <script type=”text/javascript”>
      jQuery(function() {
      /* kanren */
      var curl = jQuery(“#categoryname div a[href*=’category’]”).attr(“href”);
      var ts = “#entries h2.entryTitle”;
      kanrenkhyoji(curl, 7, 4, ts, true, “#kanrenkijibox”, “

      ♪関連記事♪

      “);
      });
      </script>

      これを下に書きかえればいい。

      <script type=”text/javascript”>
      jQuery(function() {
      /* kanren */
      var curl = jQuery(“#categoryname div a[href*=’category’]”).attr(“href”);
      var ts = “#entries h2.entryTitle”;

      if(curl){
      kanrenkhyoji(curl, 7, 4, ts, true, “#kanrenkijibox”, “

      ♪関連記事♪

      “);
      }
      });
      </script>

    5. コメントでは、♪関連記事♪が勝手に改行されてるけど、元のソースの

      kanrenkhyoji(curl, 7, 4, ts, true, “#kanrenkijibox”,”関連記事”);

      if(curl){ と } で囲む。

    6. ああー、なるほど。
      関連記事があるときだけ表示させるようにするのね。
      ありがとう、できました

  6. inali もやってみました。
    これでzenbackが削除した記事にリンクしてても404かえせる~♪
    というか、ファンブログで記事を削除しても、記事のURLでそのページが不細工に表示されてしまうのも具合悪いなー。

    1. わかりやすくて、よろしゅうございます。

      表示前にすこし時間がかかるけど、まあ仕方ないね。

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