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米CNNテレビによると、ボストン爆弾テロ事件の犯人は逮捕された模様。04/18 02:55
米司法省はこの報道を否定 4/18 03:53
オバマ大統領宛に届けられた封書の初期検査で猛毒リシンの陽性反応が出たとのこと。
日本時間0時33分の報道では、最初のニュースはCNNらしいので、この報道もCNNかな?
報道によれば、手紙が見つかったのはボストン・マラソンでの爆弾テロ発生翌日の16日。ホワイトハウス近くにある郵便物を仕分ける施設で未然に発見して阻止したため、ホワイトハウスには届けられていないという。
オバマ大統領にもリシン封書か=上院議員宛てと酷似―米 時事通信 4月18日(木)0時37分配信より
共和党のウィッカー上院議員の事務所にも昨日、リシン入りの封筒が送られている。同一犯だろうか?
米上院議員宛の封筒に猛毒のリシンか
2013年4月17日 9時8分
アメリカの複数のメディアは、南部ミシシッピ州選出で共和党のウィッカー上院議員の事務所に宛てて送られた封筒の中から猛毒のリシンが見つかったと伝えています。議会上院の幹部はボストンで起きたテロ事件とは直接関係はないとの見方を示しています。
CNNテレビは捜査当局の話として、大統領とウィッカー議員に届いた封書は酷似していると伝えているらしい。
参考記事:オバマ大統領にもリシン封書か=上院議員宛てと酷似―米 時事通信 4月18日(木)0時37分配信
リシン(ricin)とは
リシン (毒物)
猛毒であり、人体における推定の最低致死量は体重1kgあたり0.03mg。
現在、リシンに対して実用化されている解毒剤は存在しない。
リシンに関する事件
1978年9月7日、ロンドンでブルガリア出身の作家ゲオルギー・マルコフが倒れ、4日後に死亡した。同年の8月26日にはパリで同じくブルガリア出身のウラジミール・コストフが何者かに傘の先端で突かれ、直ちに病院で検査した結果、約1mmの白金-イリジウム合金の弾丸が発見され、中にはリシンが入っていた。その後マルコフの体内からも同種の弾丸が発見され、被害者2名とも共産政権だったブルガリアからの亡命者であることから、KGBおよびブルガリア秘密警察(STB)による犯行と考えられた。KGBは、傘に偽装した空気銃に仕込んだリシン入りの弾丸により暗殺を行ったのである。
2003年の11月にワシントンD.C.のホワイトハウスに手紙に封入されたリシンが検出された。その手紙はホワイトハウスから離れた郵送物を扱う施設で発見され、大事にはいたらなかった。手紙は細かい粉末状の物質を含んでいて、その後のテストによってリシンと確認された。調査官によると危険性は低く、健康に被害を与えるとは思われないということである。この情報は、2004年2月3日に予備調査でアメリカ上院のビル・フリスト議員(当時の多数党院内総務)のオフィスの郵送物取扱室で同様の事件が発覚するまで公にされなかった。この事件によって健康に被害が及んだという人物は現れていない。また同事件によっていくつかの上院議員のオフィスが予備措置として閉鎖された。
最近、英国においてテロリストとされるグループが猛毒リシン(ricin)を所持していたとして摘発された(読売新聞、2003年1月19日朝刊)。
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