WordPressプラグイン カテゴリ毎の最新記事表示ウィジェット

WordPressでカテゴリーを指定して最新記事を表示できるウィジェットを作りました。アイキャッチを表示したい場合は画像も表示します。アイキャッチがない場合は記事本文の中から最初の画像を抽出できます。また、画像のサイズは指定可能です。

WordPressでカテゴリーを指定して最新記事を表示できるウィジェットを作りました。アイキャッチを表示したい場合は画像も表示します。アイキャッチがない場合は記事本文の中から最初の画像を抽出できます。また、画像のサイズはピクセル単位で指定可能です。

ルックスは以前公開した「WordPress 同一DB内の別ブログ記事一覧表示ウィジェットプラグイン」と同じです。

最近の投稿が次の図の4つで、このうち「ケーキ」と「天丼食べた」が「グルメ」カテゴリー、その他が「未分類」の場合、カテゴリー別に2個のウィジェットを作ると下の赤枠内のように表示されます。

Recent posts of specific category

表示個数は指定できます。上述しましたが、画像のサイズも変更可能です。

表示個数とサイズは変更可能

インストール方法

WordPressの公式ディレクトリに「Recent posts of specific category」という名前で登録しましたので、ダッシュボードからインストールできます。

プラグインを探す際の目印は、当サイト「Big Bang」の公式アイコンです。

Big Bang

このマークは「Big Bang」の2つのBをかたどって作られたもので、宇宙の波動をイメージしています。


お使いのWordPressにログインしてダッシュボードの「プラグイン」⇒「新規追加」と移動します。

「プラグインを追加」の画面上部にある「プラグインの検索」に「Recent posts of specific category」と入力してEnterを押してください。候補がいくつか出てきますが、マークがBig Bangの公式アイコンで、作者が「dwm.me」になっているものが該当のプラグインです。

Recent posts of specific category

みつからない時は、「作成者」に「dwm.me」と入力して検索しなおしても出てきます。

pluginを作成者「dwm.me」で検索

Recent posts of specific category」が検索できたら「いますぐインストール」をクリックします。すると次の画面に移動します。

プラグインをインストール

ここで「プラグインを有効化」をクリックしてはじめて使えるようになります。「プラグインを有効化」をクリックするとインストール済みプラグイン一覧の画面に遷移します。

プラグインの一覧で、プラグイン名が「指定カテゴリーの最新記事」、説明が「選択したカテゴリに属している投稿の一覧を表示するウィジェットです。アイキャッチも表示することができます。」、作者が「dwm.me」のものが水色の背景になっていれば有効化されています。

プラグイン一覧の中に表示

設定方法

インストールと有効化ができたら、ダッシュボードの「外観」⇒「ウィジェット」と移動します。

画面の左側に使うことが出来るウィジェットの一覧が並んでいるので、そこから「指定カテゴリーの最新記事」を探します。

ウィジェットの選択

これをドラッグ&ドロップして、ウィジェットエリアの中の表示したい場所に配置します。配置できると次のように表示されるので各項目を設定します。

ウィジェットの設定

カテゴリー

ここで表示させたいカテゴリーを選択します。右端の逆三角を押すと登録済みカテゴリーの一覧が出てくるので、その中から選んでください。

タイトル

ここは指定しなくても構いません。ここにタイトルを指定するとウィジェットが表示される際にそのタイトルが表示されます。空欄にしておくと「(選択したカテゴリー名)の最新記事」というタイトルでウィジェットが表示されます。

表示する投稿数

一覧に表示させたい記事数を半角数字で記入します。数字を入れたのに、その数が反映されない場合は半角数字でなく全角で入力していないか確かめて下さい。

数字以外の文字、マイナスの値やゼロなど無効な数が指定された場合は5個表示します。指定個数分だけ記事がない場合はあるだけの表示になります。

リンクを別窓で表示

チェックを入れると、リンクをクリックした時に別窓を開いて表示します。

投稿日を表示しますか?

投稿日を表示させたい場合はチェックに印をつけて下さい。チェックしない場合は日付は表示しません。

日付の前で改行する?

この項目は「投稿日を表示しますか?」がチェックされていない場合は無視されます。

「日付の前で改行する?」をチェックしていない場合は、タイトルの後ろに日付を表示します。チェックを入れるとタイトルの下行に日付を表示します。

サムネイルを表示する?

チェックを入れるとアイキャッチが指定されているページでは、タイトルの左にアイキャッチを表示します。投稿ページにアイキャッチが指定されていない場合、以下の設定をしないと空白になります。

「サムネイルを表示する?」がチェックされていない場合、これより下の項目は指定しても無視されます。

横幅

タイトルの左に表示する画像の横幅を半角数字で指定して下さい。半角数字で指定していない場合、45ピクセルで表示します。

縦のサイズは元の画像に合わせた割合で自動調整します。比率を無視して正方形に表示させたい場合は次の項目にチェックを入れて下さい。

正方形で表示?

ここをチェックすると、正方形でない画像も比率を無視して正方形で表示します。サイズは上の項目「横幅」で指定したものになります。

本文中から画像を抽出する?

アイキャッチが指定されている場合はアイキャッチを表示しますが、アイキャッチがない場合に記事本文から画像を抽出して、最初に見つかったものを表示します。

ただし、横幅あるいは高さが1ピクセルの画像は抽出しません。

デフォルトのサムネイル

アイキャッチが指定されていない場合に、特定の画像を表示させたい時はここにそのURLを指定して下さい。

優先順位として

  • アイキャッチがあれば表示
  • 「本文中から画像を抽出する?」にチェックが付いていて、画像が見つかればそれを表示
  • そのどれもなければ指定したURLの画像を表示

となります。

画像がない時WordPressのロゴを表示?

この項目は「デフォルトのサムネイル」が指定されていれば無視されます。「デフォルトのサムネイル」が未指定で、ここにチェックを入れると、アイキャッチもなく本文中からの抽出画像もない時、タイトルの左にWordPressのロゴを表示します。

以上です。問題があった際はコメント欄にご記入くださると助かります。

WordPressプラグイン「Jetpack」の購読メール解除方法

Jetpackのメール購読の登録と解除の方法です。コメントを頂いた方から問い合わせを受けました。コメントしたらメールが来たので確認ボタンを押したんだけど、英語のページが開きました。英語読めないので、どうしたらいいのか教えてくださいという内容です。

コメントを頂いた方から問い合わせを受けました。

コメントしたらメールが来たので確認ボタンを押したんだけど、英語のページが開きました。英語読めないので、どうしたらいいのか教えてくださいという内容です。

Jetpack 購読設定

そもそも、何でメールが届いたのかというと、wordpress.comが出しているプラグイン「Jetpack」の購読設定が理由です。

Jetpack 購読設定

これを有効にするとコメントフォームに項目が追加されます。

Jetpack 購読設定

初期設定ではチェックはついていませんが、「新しいコメントがついたらメールで通知。」にチェックを入れてコメントを送信すると、そのページにコメントが追加された時、お知らせメールが届きます。また「新しい投稿をメールで受け取る」に印をつけると、新しいページ(記事)が公開された時にお知らせメールが届きます。

コメントいただいた方は、返信があったら知りたいと思って「新しいコメントがついたらメールで通知。」にチェックを入れて下さったようです。

そうすると、コメント送信とほぼ同時に

[購読] Big Bang のコメント – 承認してください

というタイトルのメールが届きます

Jetpack 購読設定

メールアドレスの打ち間違いや、いたずらでメアドを入力して、関係ない人にメールが届いた場合は、そのまま無視すれば、それ以降メールは送信されません。

「フォローを確認」ボタンを押すと、次のページが開きます。

Jetpack 購読設定

オレンジ色の所に

Your subscription has been activated!

と書かれているんですが、この時点でフォローが有効になります。

それ以降は、そのページにコメントが付くとメールが届きます。

Jetpack 購読設定

新しいコメントの全文がメールで届き、「返信」ボタンでそのコメントの返信フォームを開けます。

Jetpack 購読設定

購読メールの解除方法

解除するには、メールのいちばん下にある

メール配信頻度の変更: フォローアップコメントの配信をすべて停止するか、購読設定を編集できます。

を押します。

すると次のページが開きます。

Jetpack 購読設定

「I don’t want any more emails!」と書かれた下の「Stop All Emails」を押すとメール配信を終了します。

また「Yes, I want to delete my subscription」と書かれた下の「Confirm Deletion」を押すと、メールアカウントの登録自体を削除します。同じメールアドレスで複数のブログをフォローしている時にこれを押すとすべての設定が破棄されます。

「Stop All Emails」ボタンを押すと次のページが開きますが、設定を解除したという趣旨の

Your email address has been blocked from receiving further subscription emails – come back soon!

と書かれています。これでメールは来なくなります。

Jetpack 購読設定

WordPress “Custom Permalinks”で引っ越したブログのURLを維持する

移転前のURLを元のブログから読み込んで、インポートした移転先ページのURLパスを同じように書き替える方法です。WordPressにはCustom Permalinksというプラグインがあって、これを使うとすべてのURLを自由に変更できます。ただ、その場合問題となるのが修正URLの入力です。1ページ毎に入力してURLを直していたんではキリがありません。そこでそれを一気に自動入力してくれるプラグインを作ってみました。

このスクリプトはPHPのバージョンが5.3以上でないと動きません。近々修正します。

WordPressにはCustom Permalinksというプラグインがあって、これを使うとすべてのURLを自由に変更できます。

もちろんドメインは変更できませんが、ドメイン以降のURLは自由に変えられます。

Custom Permalinksの設定は投稿の編集画面で出来ます。Custom Permalinksの設定画面

ただし、複数のページで同じURLを登録できてしまうという欠点もあります。注意すれば問題ないのですが、この世に同じURLのページは複数存在しないのが鉄の掟。同じURLを複数登録すれば、当然正しく表示されません。

このCustom Permalinksを使えば、引っ越した先のWordPressで、引越し前のブログと同じパスを維持できます。

ただ、その場合問題となるのが修正URLの入力です。1ページ毎に入力してURLを直していたんではキリがありません。

という事で、移転前のURLを元のブログから読み込んで、インポートした移転先ページのURLを書き替えるプラグインを作ってみました。

old permalinks keeper

自作プラグインの名前は、old permalinks keeper としました。

このプラグインは、インポートしたページのURLを読み込んでCustom Permalinksに登録するだけのプラグインです。登録後、old permalinks keeperは削除して構いませんが、Custom Permalinksを無効にするとURLは変更前に戻ってしまいます。

ダウンロード: old permalinks keeper

old permalinks keeperの使い方

old permalinks keeperを使う前に必ずCustom Permalinksをインストールして、有効化してください。

Custom Permalinksはプラグインの検索からインストールできます。
Custom Permalinks

old permalinks keeperの方は、検索しても出て来ません。ここからダウンロードして、圧縮されているファイルをローカルで展開します。

展開した状態で、フォルダごとまとめて”wp-content/plugins”にFTPでアップロードしてください。

アップロードが終わればプラグイン一覧に”old permalinks keeper”の名前があるので有効化します。

有効化できるとサイドバーの「設定」の中に「インポートページのURLを設定」という項目が増えていますので、そこへ移動してください。

opk2

移動すると次のように表示されます。

opk3

旧サイトのURL」には移転前のブログのトップページURLを入力してください。
例)http://www.example.com/ (一番最後のスラッシュはあってもなくても対応します)

記事一覧ページ最後のURL」は、トップページからたどれる記事一覧の最後のURLです。
例)http://www.example.com/index-123.html (省略せずに全部書く)

Seesaa Blog だと、http://xxx.seesaa.net/index-10000.html のように「そんなにたくさんないし」という位大きな数字を入れると自動で最後のページに飛びます。ただしブラウザのアドレスバーの表示は http://xxx.seesaa.net/index-10000.html のままなので、一歩進んで一歩下がるようなカンジでアドレスバーを変更させて、URLを取得してください。

まだトップページだけで収まっているページ数の場合は「記事一覧ページ最後のURL」は空欄にします。

個別ページURLの末尾から削除」は、URLがたとえば .html で終わっているけど、それいらないという時に書きこんでください。書き込んだ文字列と同じ末尾だった場合、それが削除されます。消したいものがない場合は空欄にします。

個別ページへのリンク識別タグ」は、記事一覧ページの中で、どこが個別ページへのリンクなのかを識別するために必要です。通常、記事一覧ページで各記事のタイトルをクリックすれば、そのページに移動するリンクになっています。そのタイトルリンクの開始タグをそのまま書きこんでください。

次のようなソースなら、<h1 class=”entry-title”> と書き込みます。
<h1 class=”entry-title”><a class=”new_link” href=”http://xxx.seesaa.net/article/xxxxx.html” rel=”bookmark”>かぎ針編みの湯たんぽカバー</a></h1>

入力が終わったら「送信」ボタンを押します。

送信ボタンを押すと、次のような表示に変わります。

opk4

この例では、現在のURL archives/2540 が article/301807656 に変更されます。移転前のURLが article/301807656.html なので、そこから .html を削除した形です。この .html は前のページで「個別ページURLの末尾から削除」の項目に書きこまなければ削除されません。

もし、同じタイトルのページが複数あった場合には次のように表示されます。そのページはURL変更の対象から外れますので、あとから個別に訂正してください。

opk5

また、公開していない下書きページのURLは取得できないので変更されません。必要ならプラグインを使う前に移転前のブログの下書き記事を公開するか、後から手動でURLを修正してください。

確認したら「送信」ボタンを押してください。次のように表示されて終了です。

opk6

最初に書いた通り、old permalinks keeperは削除して構いませんが、Custom Permalinksを無効にするとURLは変更前に戻ってしまうので注意してください。